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映画「未来を生きる君たちへ」

in-a-better-world

またひとつ素晴らしい映画に出会えた。
デンマークの映画「未来を生きる君たちへ」。

2010年に公開された女性監督スサンネ・ビアさんによる作品。
日本での公開は2011年。

もっとも好きな映画のベスト3を更新したかもしれない。

ストーリの要点だけを説明すると、アフリカを舞台にした難民キャンプを取り巻く理不尽な暴力と、
デンマークを舞台にした子どもの世界での理不尽な暴力「いじめ」や、それに関連する大人の暴力などについて描かれている。

テーマとしては「復讐」と「赦し」なのではないかと感じた。
実際に映画を一度観てもらえたら分かると思うのですが、簡単にはなかなか答えが出ない非常に考えさせられる問題だと思った。

英題は「in a better world」。
原題はデンマーク語で「Hævnen」、意味は「復讐」。
各国のタイトルの違いを見てもらえれば分かると思うのですが、
それぞれ解釈が正反対だったりするところが、この作品の深さの特徴かもしれない。

しかし、その非常にシリアスなテーマながら、小難しさや押し付けがましさなどは感じられず、きちんと人間模様やあたたかさ、希望なども表現されていて、さらに北欧ならではの雄大な景色や映像の色彩センス、音楽の効果的で絶妙なアプローチがとても良かった。

特に音楽(スウェーデンの音楽家ヨハン・セーデルクヴィストが担当)は本当に素晴らしく、
個人的に今もっとも注目している珍しい楽器「アレイムビラ」が大々的に使われていたのがすごく興味深かった。
もともとそれがきっかけでこの映画のDVDを購入したのですが、結果的には大正解でした。

自分も「ものづくり」をする人間のひとりとしては、
色んな意味でこの映画のようなテーマやメッセージ性、そして表現力を持った音楽をいつかは作りたいと
強く思わせてくれる素晴らしい内容でした。

ぜひ観てみてください。

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