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『ペンギンカフェ』の公演を観てきました。

京都コンサートホールで『ペンギンカフェ』の公演を観てきました。

京都コンサートホールは、クラシックの会場で有名なホールで、
結構近くにあるのに、実は実際に観にいくのは初めてでした。
良い意味でとても贅沢な作りで、気持ちの良い空間でした。

さて、ペンギンカフェなのですが、
以前から知っていて、たまに家で聴いて癒されていました。

現代音楽や民族音楽、アンビエントやミニマルミュージックに
分類されることの多い音楽で、確かにひとつのジャンルに
当てはめるのは難しい、非常に自由なスタイルを持った
歴史の長いイギリスのアーティストです。

今回たまたま母親と話していた時に、
「今度、コンサートホールにペンギンカフェっていう人の
コンサート観に行こうと思ってて…、知ってる?」
と言われ、来日することはおろか、ましてや京都に来るなんて
全く知らなかったので、それは是非一度生で観てみたいと思い、
母親はもう既に予約していたようなので、早速追加で自分と妻の
二枚分のチケットを取り、三人で行ってきました。

感想としては、予想以上に良かったです。

一番驚いたのは、「ほぼ生音」であった事。
「ほぼ」というのは、実際には正面の上部に高性能の集音マイクが
あったので、本当に「生音」な訳ではないのですが、
バンドスタイルの演奏で、各楽器ごとのマイクが無いというのは
かなり珍しいことなので、すごく驚きました。

MCでも「マイク無しで…」みたいな事を英語で言っていた様な気がするので
おそらくそういう意図でのパフォーマンスだったのではないかと思います。

演奏する側としても観客側としても、通常の会場でのポピュラー音楽の音響に
慣れている自分としては、初めは非常に驚いて何か物足りなさのようなものを
感じていましたが、その違和感はすぐに無くなり気持ち良さに変わりました。

何と言うか、楽器や音楽の本来の姿というのは、こういうものなのかも、
と思わせられる説得力があって、生の楽器の音が細部まで鳴っている様子が
伝わってきました。

本当に繊細な表現という意味での「小さな音量」でした。

個人的な話ですが、自分も演奏においては、小音量で演奏をしたいタイプで、
それはアコースティック音楽に限らず、ブラックミュージック等のブレイクビーツでも
過剰に大きく叩くのはあまり好きではないのです。「音がデカイ崇拝」は嫌いです(笑)
実際にJB’sのドラマーのジャボなんかでも生音はかなり小さくタイトなんですね。
そうでなければ出ないニュアンスやグルーヴは絶対にあると思います。
仕事の現場(日本の音楽業界)では、そういうのが通用しない事が多かったですが…。

すみません、かなり話が脱線してしまいましたが…、
とにかく小さな音量で、繊細な表現をする難しさはよく分かっているつもりので、
そういう意味でも興味深く観ていました。

楽器の編成的には、メンバーがかなり色んな楽器を複数演奏してたのですが、
主にピアノ・ウッドベース・ウクレレ・ドラム・パーカッション・チェロ・バイオリン×3で、
それに、曲によってオルガン・ギター・鍵盤ハーモニカ・おもちゃぽいグロッケンや
ケーナなんかも入ってました。

ピアノとパーカッションが演奏的に精度も高く、創造的な表現も好みでした。

しかし、まあ全員、感覚的にもすごくアーティスティックでみんなセンスの塊で、
一見簡単そうに聴こえるけど実は難しい変拍子の曲なんかもとても楽しそうに、
カントリーやフォークのようなノリで笑いながらやっていたのが良かったです。

プロモーションPVにもあったのですが、どこかの部屋にみんなが適当に集まって
何となく演奏が始まったみたいなあたたかい癒しの雰囲気がすごく出ていました。

少し古い時代のオシャレな部屋で、優しくアーティスティックな映像を見ている様な
気持ちの良い時間を過ごさせてもらった素晴らしいコンサートでした。

また機会があればぜひ観たいなぁ、と。

以下は、公式YouTubeチャンネルから映像です。すごく癒されます。
(因みに、前述のプロモーションPVというのはコレの事で、
会場で直接チケットを予約購入すると、限定特典DVDで貰えました♪)

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