著作権フリー音楽 TOP. » BlogTop. » Posts

BGMとインストゥルメンタル

そう、インストってむずかしいんです。

歌のない音楽のことなんですけどね、インスト。
インストゥルメンタルの略です。

先日たまたま他の会社のサウンドクリエーターさんと
お話をする機会があって、インストについて少しばかり
語ってたんですが、本当にインストって難しいんです。

歌ものと違って楽器の音色だけで表現しないといけないし、
でも歌メロの代わりに楽器でそれをなぞるだけになると
スーパーやデパートのBGMみたいになるし(すいません…)、

かといって、全くメロディを入れないとただのカラオケで
すご〜く手抜きな感じになってしまったりするので、

その間の微妙なサジ加減というか、ニュアンスというか
その塩梅がとてもセンスが要求されるんですよね。

音像の太いマリンバとシャープなグロッケンをユニゾンしてみたり
ディレイで飛ばした単音のエレピを16分音符単位で入れ替えて
交互に合間に挟んでみたり、またはコードの中で一音だけ動かしたり
というのを細かく組み合わせて、立体的に聴こえるように、かつ
音楽素材なんで邪魔にならないように、でも個性も出しつつ
という具合に持っていけるように日々試行錯誤してます。

それがすごくむずかしいんです。
でも同時にその作業が一番楽しかったりもするんですけどね。

そして、そういう感じの作り方の個人的に究極の目指す所は
いわゆる一般的なテンポとキーがある「音楽」というものではなくて
音で描いた抽象画のようなものではないかと思ってます。

それこそまだまだ試行錯誤中ではあるんですが、そんな感じの系統の
曲を買ってくれるお客さんが最近いらっしゃいます。

曲だけ聴くとすごくマニアックではあるんですが、作ってる時の
イメージとしては、かっこいいおしゃれ系の映像作品であったり、
CG作品や無機質なWebサイト、シュール系のFlashアニメであったり
するので、そのあたりが売れるととてもうれしいんです。

デザイナーさんや映像作家さんていうのは、欲しいイメージが
頭の中で出来上がってると思うので、それにピッタリと合うものを
見つけてもらえた時の喜びは、何にも代え難いんですよね。

なので、これからもどんどんセオリーの枠をイイ意味で越えていって
新しい『音の世界観』を作り上げて、「そうそう、こんなのを探してた!」
って言ってもらえるようにしていきたいな、と。

そんなことを日々考えています。

studioguzliトップ