音楽っていうのはホントに生活に密着してるなぁ、と思います。
寒い季節になると、寒い系の国の音楽や寒い感じのする音楽ばっかりが
ほっといてもどんどん湧いてくるんですよね。
逆に、ボサノバやラテン系、レゲエなんかの暑い国で生まれた音楽たちは
冬には全くといっていいほど出てこないんです。仕事的にはダメなんですけど…。
そう考えると、昔からやっぱり音楽っていうのはうまいことなってるもんで
どこの国の音楽にしても、みんな気候や風土に合ったものばっかりなんですね。
マイナスになるような寒い国でレゲエのようなポカポカした明るい雰囲気の曲が
思い浮かぶはずがないってのが、一年中ずっと制作をしているとよく分かります。
意識してなくても何か体やアタマが勝手にそうなるんです。不思議なもんです。
という訳で、これから著作権フリー音楽・BGM制作者としての課題としましては、
もう少し季節を先取って、出来れば二ヶ月くらいは前倒しで、その季節に合った
音楽を作らんといかん、ということでございます。
なので年が明けたら、もうわたくしだけはひとり春が来たような気分になりたいと思います。
いや、何が何でもならないと、1月のアホみたいに寒い中でポカポカした陽気な楽曲なんかが
勝手に湧いてくることはほとんどないのです。
なので、もし変なオッサンが真冬に半パンなんか履いて、枝だけになった桜の樹の下とかで
お花見なんかしてる姿を見かけることがあっても、あたたかい目で見守ってもらえれば、と。